青色の世界。

好きをひとつひとつ残して。

袂を別つ。

岡本圭人くんの留学宣言。正直なところ、脱退してしまうのかと思っていたけれど、意外な展開。

失礼なことに興味のそれほどないHey!Say!JUMPだったが、やっぱりそういった噂を耳にして頭によぎるのは、幾分もせずにグループを去るすばるくんのこと。ツイッターでは少々荒れ気味な両ファン。

 

命題:自分を追い求めて留学する両者、グループに戻ること戻らないこと、誰がどちらを善、悪と言えるだろうか。

比較される2人。戻ってくる岡本くん、もう戻らないすばるくん。ずっと一緒に夢を見てきた仲間の元へ、数年かかろうが戻ると決めた岡本くん。ずっと一緒に夢を見てきた仲間にこれからを託して、「袂を別つ」すなわち戻らないと決めたすばるくん。

どっちが良いか悪いかなんて、彼らにとってはそれが正解だった。俺はこれからの人生を音楽で全うしたい、俺は1から自分を見つめなおして成長してグループに帰りたい、どちらだって安易にできる決断ではないし、いずれにせよグループ自身が負うものは大きい。2人の決心はそれぞれに尊重すべきもの。だから、他グループとのスキャンダルと平行に並べるものじゃないし、同じ境遇として並べるものでもない。

これを両者の英断、と前置きした上で私の本音を言わせて下さい。正直、ああ、岡本くんは戻ってくるのね、と思ってしまった。ふがいない、エイターでごめんなさい。すばるくん。あなたがつけてくれた名前を、いつまでかはわからないけれど背負いたいと思うのに、まっすぐ受け入れられない。もう2ヶ月たった。私はまだどこかで、あなたの帰りを待ってしまっている。6人の関ジャニ∞を、完全体と見なせていない。信じて、いられない。

とりあえず、比較してどうこう、すばるくんをどうこう言うファンは論外であるとして、放っておいてください。エイター、特にすばるくんを愛する人たちの傷をえぐらないで。わかってるんだよ、彼はもうすぐいなくなって、もう戻らない、でも彼は、彼の人生を全く違う場所で切に歩むこと。応援したい、でも一筋縄でいかない、何かの折に不在を実感してしまう。いつ何があるかわからない。でもこれが、関ジャニ∞にせよ、JUMPにせよ、グループが背負うべきものとして背負わされた試練なら、成長の一途としてファンは見守るべきなのかもしれない……。(もちろん離れるもよし。私は実際しばらくは関ジャニ∞の番組見なかったし、あれ以降は未だにジャムのDVD見れてないし、ベストアルバムも買ってないし。ライブも行けません。)

つまり、先述の命題については、善悪なんてクソ喰らえ。本人が決めたなら、成長のチャンスなら、ぜんぶ正解。という、あくまで希望論。これを私の答えにしたいと思う。がんばれ、岡本くん。すばるくん。

 

 

 

 

袂を別つ。ヒナちゃんが会見で言った言葉。美しい日本語。彼らは泥だらけで頑張ってきたかもしれないけど、あの別れは今思うと、美しい、のかもしれない。