青色の世界。

好きをひとつひとつ残して。

生きててくれてありがとう。ありがとう。

人間、生きてるだけで丸儲け。

 

昨日の夜、お風呂あがりにふと開いたスマホに並んだ文字をみて、ぱっと浮かんだ言葉。ちょうど桂歌丸さんが亡くなったニュースを見た直後だったこともあり、なぜか昨日は人の命がどうしようもなく脆いものに思えた。

私の自担、安田章大さんが脳腫瘍を患い、摘出、さらにリハビリを重ねる中で骨折、重傷であったことが発表された。彼はデビュー14年、まだ33歳だ。いや、病気に年齢なんて関係ないのだけど、あまりに残酷な宣告に思わず涙が浮かんだ。

私自身、身内が亡くなった経験はほぼない。両方の祖父母も存命であるし、あまり死は身近に感じたことはない。芸能人の訃報、この間までテレビで見ていた人の訃報はどことなくショックだったけれど。だけど、応援しているグループ、応援している人がまさか病気だなんて、そんな健康状態で全力でアイドルを全うしてくれていたなんて。安くんには感謝しかないが、一方でショック、混乱、色んなものが渦巻いている。

彼は誰より誠実で、真面目で、かっこよくて……そんなアイドルだと確信した。謝らないでほしい。むしろ、何もできない私に謝らせてほしい。無力さ、に。

あとで知って後悔することは、関ジャニ∞を応援する中で何度かあった。関ジャニ∞というグループはみんな必死に頑張っているのに、何らかの試練を与えられるグループなんだと思う、異論は認める。だけど、正直者はバカを見る、そんな通例を壊してくれそうなんだ、私自身足掻いてもがいて汗水流している人が大好きだから。私もそうでありたいと思うから。安くんの病気や怪我も、すばるくんの卒業も、ぜんぶぜんぶ軌跡だと信じたい。私は彼らを応援すると決めた。逃げずに、向き合う。

安くん、あなたの優しさはいつもどこか他方に向けられているものだけど、自分に向けることも忘れないでほしいです。あなたが手を取ってくれることは心強いけど、まずは休むこと、頼ること、忘れないでほしいです。私はあなたのファンで良かったです。誇りをもって言えます。生きててくれてありがとう。私も安くんに恥じないファンでいます。

 

生きててくれて、笑っていてくれて、ありがとう。f:id:satoshou3104:20180703184602j:image