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※閲覧注意です。気分を害される方は回れ右!
6人でのツアーも佳境。そんな中、2人のメンバーの不貞が暴露された。ここではあえて錦戸さん、大倉さんと呼ぶ。
私のファンとしてのスタンスは、甚だしく人と違うわけではない。好きな人に熱愛報道が出ればまあ騒ぐし、「もう!」とも思う。ただし、今までにいわゆる「スキャンダル」が、自分の応援する人に出たことはない(私が応援している間の話)。
だから、お2人に対してガミガミ言えた試しはないし、私はそう言う存在でもない。お2人を1番に応援しているファンではないので。もちろん全員好きだけど、その人個々を特別に応援しているわけではないので。
一般人と芸能人の区別って割とシビアな問題だろうけど、普通同等な扱いはされないでしょう。彼らが生業とするのは人の前に立って「楽しませる」=「エンターテインメント」であるから、いちサラリーマンや公務員とは全く違う。「ファン」という不特定多数の人間がバックにつく。だからこそボロが出れば短命、或いは絶命に瀕することもあり得る。
私が今回の某週刊誌報道で感じたことは、「わかってますか?」ということだ。良くない噂が立つことで、「6人じゃダメじゃん」「すばるくんいなくなったらこれかよ」と、外野ないし内野に見放される危険性。これがソロであるなら完全にその人が背負うことだけど、そうじゃない。錦戸さん、大倉さんの疑惑を横山さん、村上さん、丸山さん、安田さんも関ジャニ∞として背負わされることになります。「ああいう奴がいるグループだ」と世間に思われても致し方ない。
何やってくれてんだ。嫌だけど、どうしても嫌だけど、命と向き合いながらアイドルをする安田さんと比べてしまうよ。わからないよ、裏での彼らなんか。見えないならいくらでも知らんふりできる。だけど、表に掲げられてしまったらキラキラの彼らとあの寝顔の彼らを両方見ることになる、そんな悲惨なことない。
しばらくは、錦戸さんの「背負っていく」覚悟も大倉さんの「死ぬほど頑張る」覚悟も受け入れられません。この期に及んでこんな報道。時系列が不明なので確証はないし、第一知らん女たちの証言なんかで事実はわからないけど。ただ、覚悟を述べるタイミングと、報道されるタイミングがマッチングしていて信頼に欠けるんですよ。恋愛するななんて乙女ヲタクじゃない、ネタにされて格好の的となるような行動は(とりあえず今は)謹んでくださいということだよ。
「すばるくんがいた方が良かった」
こういう報道でファンにそう思わせるのって1番の罪ですよ。何より、ずっとすばるくんを特別に応援してきたファンに対しての冒涜。これ以上傷つけてどうするんだ。どうしたいんだ。再出発からまだ2ヶ月、今の時点でこれじゃあ納得いかない。
ああ、ガミガミ言う試しはないって言ったのに、結局ワーワー言ってしまった。でも、今回久しぶりにかなり幻滅したので、こんな記事を書くに至ってしまった。エラそうにつらつら。
とにかく今日の福岡、来週からの台湾応援してます。ただ、私のお2人へのモヤモヤはしばらく消えなさそうだった、そんな話でした。
2018.9.11 34歳の安田章大くんへ。
まずは、安田章大くんお誕生日おめでとうございます🎉 エイターの私としてお祝いするのは3回目となります。今日このブログでは!安くんの大好きなところを!心置きなく!余すところなく!放出したいと思います!!(ちゃらら〜ん)
1. お顔
ほんとは御顔って書きたいけれど、この気持ちというかフェチ(?)は理性のうちに留めます。さっ。まず、私のカメラロールに入っている安くんのお写真はまぁそれほど多くもないけど、それって一枚一枚の発光力がすごくてギガ数食っちゃうからなんですよね(?)……いや、真面目に書きます。わかりやすい参考画像とともにお送りすると、
(あっ…………てんし……ううん……うぅ……)
前髪なしがわかりやすい。
①きゅるん♡と音のしそうな綺麗な二重お目目
②キュッと上がった口角
③割と形のはっきりした眉
④とりあえずパクッとしたい(?)鼻
⑤(コンディションはあるが)ペカっとツルッとしたお肌
うーん……ボキャ貧つら。だんだんお顔の話じゃなくなりそうだよぉ……私、お顔の好みってまちまちで、昔は三浦春馬くん、小栗旬くん、水嶋ヒロくんとか好きで、そっから大野くん、安くんときたから共通性皆無なんです。だからこのカテゴリー作った割にはあまりこだわりないかも、(は?)です……。好きな人の顔はどうしたって好きなんですよ。
好きな人の顔は
どうしたって好きなんですよ…(エコー)(Echo)(てるみーわーいわーいそわーいきゃなー…………)
あ……復唱失礼……ととと……。ただ、安くんの笑顔は私が惹かれた要因でもあるので譲れない。ほんっとうにくしゃあって笑う顔です。関ジャニ∞は普段からみんなくしゃくしゃにして笑う印象ですが、安くんの笑顔は本当にしあわせそのものだと思う。先日のライブレポでも、ヒナちゃんが笑顔の安くんを見てもらい笑いしてしまったと聞いて、笑顔の伝染の真髄を見た。人が笑ってて、笑い声が面白いとかそういうのはよくあるけど、その顔そのものがしあわせで笑うことってないです。それってその人の人柄も優しさも過去もすべて映すものだと思うので、安くんの生き方=メンバーに伝染ってしまう笑顔なんだと。応援している人がそんな存在って、うれしいなあ。
あれ……ふざけで始まったのに真面目か……。
next!!
2.歌
カメレオン。彼は美しいカメレオン。
聴くたび聴くたび、もしかしたらその日の心持ち(?)によっても聴こえが違うかもしれない。
私の個人的な好みになるんだけど、私は力いっぱいぐっっって歌う安くんよりも、柔らかく抜いた感じで歌う安くんの方が好きです。でも。でも。
「ここに」の歌唱はあれ以外あり得ない!(異論は認めます……しくしく)
彼の中ではいつも100%なんだと思うんです、どの曲も。でもそれぞれベクトルの方向が違う。そしてそれを声色で表現できる、言葉の置き方で表現できる。それがカメレオンたる理由じゃないかな。この振り幅に関して言えば、すばるくんさえも凌駕するのでは?(ケンカ売るわけじゃないよ……) 可愛い少年のように丸みを帯びた歌唱から、鋭く、色っぽく、そして強くなった歌唱。私が彼の歌から離れられない所以。
安くんの作る歌についてもそう。私的(安くんエイター的??)に殿堂入りなのは
わたし鏡
なんですけど……(聴いたことない人に人生半分くらい損してるよっていいたい……嫌いな食べ物について他人に「人生損してる!!」って言われるの嫌なただよしさん(@大倉くんと高橋くん)に「はァ?」って言われそうだけどこれに関しては同志でしょ?大倉くん……応答セヨ……セヨ)
はっ。えと、でもそれ以外の曲でエイターをぐっと掴んで来られるでしょ?んー……何だろう、私はアイドルが自分の需要がどこにあって何なのかを悟ったとき、「じゃあこうしてればいいんでしょ?」となるのは頂けないんだけど(カメラサービスとか、わざとそうやるのは大好物だけどサ)、安くんはそのいわゆる需要というもんをなんとなく理解しつつ、新しく発信したいものを作り出すエネルギーを持ってて、曲に注いでくれると勝手に思ってる。
色っぽい(えろい)曲は需要ある、安くんはそれをわかっていながらキラーフレーズまで個々のメンバーに与えるという進化版えろ曲「JAM LADY」を創作なさった。彼のどのジャンルに対しても壁のなさそうなフリー感はもう最高にエンターテイメントだし、アイドルは天職だし、ラップ調の歌とかレゲエとか作ってもまた上手く馴染ませるんだと思うよ……すご。
作っても歌っても安田章大でありながら色んな登場人物になれる、という才能。そこが好きです。
3.人柄
ここ、熱いですよ!!!熱いです。
正直、7/2の衝撃波は、4/15の衝撃波よりも少し弱くて。それは私が直接動画を見たわけではないということ、ツイッターや記事など他人の言葉に置き換えられたものをザッピングしていたからにすぎない。(お前は早くファンクラブとWebに入会しろ 私より) ただ。じんわり広がる不安が、ひどかった。
当日のニュースでは、髄膜腫を患われ、手術成功だったこと。経過は良好であること。その中で立ちくらみを起こし腰や背中を骨折する怪我をされていること。
そういった事実は把握した。
ただ後になって、
「あれ?ダンスできないの……?」
「手術後すぐに俺節やったの……?」
「立ちくらみで骨折ってそれかなりヤバいんじゃ……?」
などと、バックグラウンドが気になり始めた。私はただ「休んで!!!!」と思うことのできないファンだった。色々考え込んでしまった。ライブのこと、番組のこと、すばるくんのことまで絡めて勝手に落ち込むようなファンだった。
あまりにも安くんが真っ直ぐで誠実で優しいから、安くんのファンでいることを怖くなる時もある。私はこんな人間なのに、応援している人にこんなに愛されてもいいのかなあ。とかさ。重い……!!
でも。私は、安くんを好きな私が好きです。見る目ありすぎじゃん!!って日々周りに自慢して歩きたいくらい。2016年の夏、ぱっと、何か確信的なものなくして、「いちばん安くんが好きだな」って思った私、ありがと。彼はいっぱいいろんな試練抱えすぎたけど、だけど、本当に間違いなく素敵な人ですよ。強い人です。
病気が彼の核なわけじゃないからダラダラ書くのは申し訳ないけど、今年あったことは私のファンとしての歴史上、かなり大きな意味を持つものです。再認識とはちょっと違うけど、彼を応援しようと、また気が引き締まった感じ。
今辛い人に言葉をくれることはありがたいけど、その未来まで及ぶ言葉をくれる安くん。きっと私が大学に進んで、就職して、結婚して、出産して……そんな将来にも彼の言葉は新鮮さを保ったまま生きてるんでしょう。その時私が、安くんが、関ジャニ∞がどうなっていても、彼が落とした言葉も歌も消えない。それが嬉しいです。
・結びに
話は変わるけど、「生きろ」という曲。あの曲が、どうしても聴けません。あの日から聴けません。小耳に挟んだのは、安くんがWebに書き込んだ
「あなたを生きて」
という歌詞。
今の私には、断片的にあの歌を聴くくらいがちょうどいいのかも、ね。
安くん。安田章大くん。生まれてくれて、生きててくれてありがとう。
あなたを生きて。
2018.9.11 34歳の安田章大くんへ
北海道地震に遭いました。
タイトルの通りで、先日未明に起きた北海道地震に遭いました。
私の地区は震度4程でしたが、夜中3時頃に突然耳元のスマホのアラームが。就寝したのは1時を回っていましたので、ほぼ寝ていない状態から飛び起きました。
父と母のいるリビングに降りると、すでに停電。テレビもつかず、情報源はラジオとスマホのみでした。スマホは充電がなくなるといけないので、バッテリーを使いながら少しずつ情報収集しました。
ほぼ3時間程度の睡眠後は冷やご飯と冷蔵庫(かなり食材のストックはありましたが痛んでしまうものも……)のおかずを何とか食べ、お店の開店時間に合わせて家を出ました。私の町はスーパーやコンビニの数が増えてきている場所で、多くのお店がありますが、これがひどかった。
どこもかしこも行列なんです。
やっと入った(話題の)セイコーマート。おにぎりやパンは全滅で、電気のつかない中、店員さんが温かい声をかけてくださる。母に電話しつつスパゲッティを買い、自分も不安な中対応してくださった店員さんに「ありがとうございます」と伝え、家に戻りました。
買ったスパゲッティは夜に取っておいて、トースターも使えないため、食パンをそのまま食べた後は母と2人きり(父は工場働きで早朝職場へ)。なんにもできない、それが苦痛でした。おしゃべりすることくらいなものです。たまに開くツイッターを見れば各地が液状化、土砂崩れ。我が故郷ながら胸が痛み、それ以上見るのはやめました。
唯一できる(しなきゃいけない!)ことは、延期した期末考査の勉強。どれだけ普段電気に頼りきりな生活を送っているか、ひしひしと感じました……。
夜は1番孤独で苦痛で。たまたま両親がお通夜に出かけてしまい、家にひとりきりでした……そんな時、ラジオではこの地震で被害にあった高校生からリクエストを募り、その曲を流す、という企画をやっていました。SHISHAMOの「明日も」、WANIMAの「やってみよう」などなど……。
音楽ってすごいです。あるだけで、どんな曲だって、存在が彩られてる。
音楽だけではなく、エンターテイメントってすごい威力です。私、この期に及んで友人に買ってきてもらったGR8ESTのパンフレットを開封。関ジャニ∞の写真を、笑顔を見るだけで笑えたし、涙も出た。
ランタンひとつ、ラジオひとつ。そんな中だったけれど、音楽と関ジャニ∞が私の恐怖を取り除いてくれました。十数年生きてきて、本当に救われたと思った。ありがとうございます。
話を進めまして。かろうじて水は出ましたが、お湯が辛い状況だったので体はタオルで拭き、髪の毛は我慢。断水していないことが不幸中の幸いでした。
避難されている方々はそれすらも難しい状況です。贅沢言ってはいけない、私は生きてるし、インフラは復旧せずともなんとか食べれている。その夜は不安で怖くてどうしようもなかったけれど。とりあえず夜を越えよう、寝よう、枕元にジャムツアーのペンライトを携えて。
そして先ほど14時頃、電気が復活しました。生活音がある喜び。温かいご飯が食べられる喜び。人間って経験しないとなかなか実感できない、ある意味愚かなものかもしれないですが、それでも実感できたんだ、私は。まずはその経験を自分自身に、そして見知らぬ誰かに1人でも、残しておけたらと思いこのブログを書きました。
大好きな北海道、こわすのはもうやめて。祈りを込めて。
2018.9.7 15:38
輝く場所はきっと1つじゃない。
先日、父からとある動画を勧められた。
私が生まれた年にテレビ放送されたもので、はじめて海外旅行に行く人たちを追うバラエティー番組。
↓こちらです!画質が悪く、ところどころ止まりますが!
【完全版】ジャズばあちゃん 夢のセッション アメリカ - YouTube
本当は全部見ていただきたいけれど、時間のない方のためにかいつまんで。
このばあちゃんは、芸名・星富美子さん。当時81歳。2009年に亡くなられているんだけど、有名な女性ジャズドラマーだったそう。
彼女は長年アメリカで演奏することを夢見ていたけれど、旦那さんが亡くなって旅することなく数十年過ごしていたと。
お孫さんが勇気を出して星さんをアメリカに連れて行く。その目的は、「ばあちゃんのアメリカでのセッションを実現する」こと。
彼女はばあちゃんを連れてジャズバンド(彼らもすごく有名な方々だったそう!)のライブへ参加。演奏後、オーディエンスに投げかけられる。
Do you have a request?
(何かリクエストは?)
そこでお孫さん、勇気を出して!挙手し、おもむろに立ち上がり、
My grandmother is a jazz drummer.
(私の祖母はジャズドラマーなんです。)
Her dream was to come to New Orleans.
(彼女は長年ニューオーリンズに来るのを夢見ていました。)
I want you let her play with your band please.
(あなた方のバンドで演奏させてあげてください。)
そうメモを渡すと、チューバのお兄さんが星さんをステージへエスコート。最初は渋りながらも、スティックを手にすると慣れたようにドラムを叩き出す。そして彼女が選んだナンバー、『A列車で行こう』。
30年のブランクとは思えない、リズム感とノリ。ほんっっとうにかっこいい。年を重ねて、それでも音楽を楽しむ彼女が眩しく、美しいと思った。
私、すばるくんを思い出した。彼はきっと彼の中では輝き切ったんだ、日本で、関ジャニ∞で。私たちはまだその輝く様を見ていたかった、でも彼は次に輝くべき場所を求めた。そう思いたい。もう受け入れる必要なんてエイトにもエイターにもないんじゃないかと、思いはじめた。
昨日の24時間テレビのドラマで、赤塚不二夫先生役を演じた林遣都くんのセリフがぐっときた。
「悲しいままで、楽しくもなれる。」
私は今そんな状況なのかなぁ。心に根づいてる悲しさは、4/15のあの日から何も変わらずそこにある。それでいいじゃないか。別に受け入れて悲しみを取り除いていくわけでもなく、そのままで楽しくなれるなら。ライブにすばるくんのファンがいて、赤い服を着ていても、当たり前じゃないか。彼女らにはすばるくんが根づいてる。そのまま楽しもうとしている。排除できるような権利は誰にも1つもない。
私は、今でも悲しいよ。7人でいてほしかったよ。だけど、そんな悲しみを抱いたまま1人と6人を応援したいと思った。
あと、すばるくんは自分のしたいことができるという意味で、人生残り半分と言ったね。でも、星さんはドラムを叩いていなくても、音楽への情熱は持っていたはず。人生の最後の最後に、アメリカという異国で自分の好きなことをして輝いた。すばるくんは音楽を好きな限り、歌う声がある限り、死ぬまでどこかで輝けると信じたい。
関ジャニ∞はここで。
すばるくんは異国の地で。
輝く6人と1人に幸あれ。
Eighterをやめ、Eighterになる日。
ずっと不思議だった。関ジャニ∞が、どうしてこんなにも大きな存在になっていて、最高のアイドルなのか。だけど、昨晩。
2018年 7月8日 7人最後の関ジャム完全燃SHOW。
その場で、私が約2年前、Eighterになったのは最大の成功だったと確信できた、痛いほどに。そして昨晩、Eighterをやめた。
昨晩の関ジャムは生放送。最初から全員楽しそうで、明るくて、本当にいつも通りだった。支配人も隣で。過去のセッションを振り返る企画。「ワンルーム ディスコ」をセレクトしたヒナちゃんとすばるくん。(可愛い、可愛いって漏れてたよw オメーはヲタクか!w) すばるくん、家でダンス練するとか天使……動画くれ……。
心配していた安くんもニコニコしていて安心。だけど、彼が選んだ「にじいろ」のセッションのコメント。
「絢香さんと渋谷の間に虹がかかっているように見えた」
その虹の根元でギターを弾いていた安くんは、本当に幸せそうで、もう音楽と一体化していた。安くんは、すばるくんの架け橋だったんじゃないかな。すばるくんと、すばるくんの大好きな歌とを繋ぐ架け橋。それがギターにせよ、コーラスにせよ。やすばとは、そういう存在だったなぁと感じる。音楽で共鳴し合う、それだけでぴったりハマるふたり。その才能はもうぶつかり合うことはないけど、それは関ジャニ∞の大切な財産だと思う。
そして、セッションへ。
まずは、東京スカパラダイスオーケストラさんと関ジャニ∞の「無責任ヒーロー」!もう、言葉は要らないほどに熱くてエモくて痺れるセッションだった。自然と笑顔になっている自分がいた。ソロパートの余裕さも流石で、16人のかっこよさが眩しかった。
「ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!」
その掛け声が、この番組を待つ間どうしても暗く塞ぎ込みそうだった気持ちを、明るい方向へ導いてくれた。
横山さんのトランペット、力強いな。
マルちゃんのベース、心地良いな。
安くんのギター、辛い体で精いっぱいかき鳴らしていて。
ヒナちゃんのキーボード、ボルテージを上げてくれる。
亮ちゃんのギター、いつになくアツくて勇ましいな。
大倉くんのドラム、心のままに大きく逞しいリズムで。
そしてすばるくんの歌、魂をパッションを感じる関ジャニ∞の誇り。
素晴らしい7人を、おおらかに包み込んでくださったスカパラの皆さん。セッションが終わった後、スポーツ後のような爽快感と少しばかりの切なさが胸をおおった。
いよいよ、ラスト2曲。彼らが7人最後で、と選んだ曲はなんだろう。色々と思い浮かんだけれど。関ジャニ∞の答えは、シンプルだったな。
1曲目は「大阪ロマネスク」。ああ、求めていたものだ、なんて思った。でもこの曲は、関ジャニ∞をずっと追いかけて来たエイターさんにとっては、産声のような歌なんだろうと思うと軽々しく好きと言えないような。ベストアルバムでは、7人最後のPVになった。
飾り気のない照明の下で7人並び、すばるくんの歌声が紡ぐ。
今日も誰かが巡り会う
遥か 遥か 西の街
恋をするなら御堂筋から
始まるのさ 雅なる物語
何度も何度も聞いたそのフレーズ、その声が、この一夜で最後になると思うと、自然と涙が湧いて来た。
よく聞くとこの曲って、年上組と年下組、そこから全員でのサビなんだね。それもまた感慨深くて。やはり最後の最後には、耐えきれずに涙を滲ませたヨコヒナ、すばるくん。三馬鹿、大好きでした。大好きなお兄ちゃんでした。だけどそんなお兄ちゃんを力強く優しく包み込む年下組はしっかり者の弟たちで。7人最後だから、デビュー後の苦労も下積みもテレビで語られた。だけどこれは最後じゃない。彼らは誰一人終わらない、だからこそ「大阪ロマネスク」は……7人の関ジャニ∞との1つの決別だったのかな、と勝手に解釈した。
もう聞けないかもしれない、だけど、6人になってもまた聞けるよね、と希望を持たせてくれた曲だった。
そして。関ジャニ∞7人の最後の演奏。
「LIFE〜目の前の向こうへ」。
7人が考えたタイトルで、目の前の向こうへはすばるくんが名付けた。奇しくもその彼が旅立つわけだけど、いい言葉だなぁと改めて感じた。今を超えて未来を。それを目の前の向こうと表現する強さ。すばるくんにしかないものだね。この曲は、脱退会見当日の夜中、その直前に大倉くんがラジオで流し、会見後も胸の内と共に流し、7人ラスト出演の先駆けとなったテレ東音楽祭で演奏された。関ジャニ∞の初のバンド曲。
まだまだ終わらないから
すばるくんと亮ちゃんの声の重なりが大好きだ。いつになっても、きっと最強のふたり。でもきっともう横に並ぶことはないふたり。あの日、心に刻み込んだよ、ふたりの歌声を。
昨日の涙も悲しみもまだ乾きやしないけど 痛みこらえて 負けそうでも歩みを止めない
途中、涙に詰まって歌えなくなった亮ちゃんをそっとカバーするマルちゃん。マルちゃん、頼もしいよ、だけどね、我慢はしないで。
溢れ落ちた涙の意味を教えてよ
ため息の中 ひたすらもがいて光を探してるよ
この最後の最後にまでMCとしてはつらつと、気丈に振る舞い続けたヒナちゃん。時折、大きな目に光るものがあった。同郷の幼なじみとして、そしてメンバーとして送り出す彼の器量は半端ない。
少し崩れた声を優しく引っ張るのは安くん。無理のきかない体で、一生懸命に全力で歌い演奏する安くん、涙は溜まっていたけれどとても強く感じた。「光を探してるよ」……きっとすぐに見つかるはず。
あの日交わした約束をずっと覚えているから 涙堪えて
とっても、とっても楽しそうにドラムを叩く大倉くん。亮ちゃんを支えながら、自らも涙に負けそうになったマルちゃんを更に彼が支えた。そして「あの日交わした約束をずっと覚えているから」……そう歌って手を伸ばした先はすばるくん。関ジャニ∞の最年少、関ジャニ∞の末っ子は今やこんなに頼もしい。
大倉くんが最後に見たすばるくんの背中は、どんなだったのかな。
それから……忘れられない、亮ちゃんの涙。隣を見て、ギターに目を落として、そしてホロリと。自分自身を鼓舞してきた錦戸亮から、すばるくんのことが大好きな後輩の亮ちゃんがひょっこりと顔を出してくれた。私、嬉しかった。私がエイターになってから初めて知った亮ちゃんは、どこか少年のままで、無邪気に笑う男の子(15くらい離れてる男性にこの表現はおかしいかもだけど)だったから。
ずっと隣で、ふたりで、歌ってきたんだ。私の知らない時からずっと。亮ちゃんはすばるくんと自分を「ジョンとポール」って形容したけど、ふたりは永遠のふたりだと思う、それこそビートルズのような。私はふたりが並んで歌う姿が大好きな光景だった。これが関ジャニ∞だと言わんばかりの光景だった。でも、お別れなんだなぁ、エイターもエイトも、関ジャニ∞の「ジョンとポール」は見納めだったわけだ……。
「やっぱり……寂しいね」
小さく、弱々しく呟いた亮ちゃんも。
「すばるも僕らも頑張らなくては」
ずっと堪えたであろう涙をポロッと零しながら、それでも尚関ジャニ∞の最年長として千秋楽を省みる横山さんも。
ぜんぶ、抱きしめたいな……。
と、ここまで書くのに3、4日かかってしまった。ゆっくり自分の気持ちを整理しながら、関ジャムももう一度見返して(2回目ですらボロボロ泣いた……)、言葉を選んで見たつもりだったけど。彼らですら受け入れようと、前に進もうともがく中で、早々冷静になれるほどできた人間ではなかったみたい。でもそれもいいよね。人間だもの、ね。
「Eighter!!」
すばるくんが叫んだ魂の言葉を、私たちの名を忘れない。あなたがその名を世界に馳せる日が来ても、いつかまた、私たちの名を叫んでほしい。願わくば。また7人で笑い合う一瞬が訪れますように。それまでは私は、関ジャニ∞と未来のアーティスト・渋谷すばるを追い続けようと思う。
2018年 7月8日、私はEighterをやめた。そしてまた、Eighterになった。
さようなら、ありがとう、いつかまた。
生きててくれてありがとう。ありがとう。
人間、生きてるだけで丸儲け。
昨日の夜、お風呂あがりにふと開いたスマホに並んだ文字をみて、ぱっと浮かんだ言葉。ちょうど桂歌丸さんが亡くなったニュースを見た直後だったこともあり、なぜか昨日は人の命がどうしようもなく脆いものに思えた。
私の自担、安田章大さんが脳腫瘍を患い、摘出、さらにリハビリを重ねる中で骨折、重傷であったことが発表された。彼はデビュー14年、まだ33歳だ。いや、病気に年齢なんて関係ないのだけど、あまりに残酷な宣告に思わず涙が浮かんだ。
私自身、身内が亡くなった経験はほぼない。両方の祖父母も存命であるし、あまり死は身近に感じたことはない。芸能人の訃報、この間までテレビで見ていた人の訃報はどことなくショックだったけれど。だけど、応援しているグループ、応援している人がまさか病気だなんて、そんな健康状態で全力でアイドルを全うしてくれていたなんて。安くんには感謝しかないが、一方でショック、混乱、色んなものが渦巻いている。
彼は誰より誠実で、真面目で、かっこよくて……そんなアイドルだと確信した。謝らないでほしい。むしろ、何もできない私に謝らせてほしい。無力さ、に。
あとで知って後悔することは、関ジャニ∞を応援する中で何度かあった。関ジャニ∞というグループはみんな必死に頑張っているのに、何らかの試練を与えられるグループなんだと思う、異論は認める。だけど、正直者はバカを見る、そんな通例を壊してくれそうなんだ、私自身足掻いてもがいて汗水流している人が大好きだから。私もそうでありたいと思うから。安くんの病気や怪我も、すばるくんの卒業も、ぜんぶぜんぶ軌跡だと信じたい。私は彼らを応援すると決めた。逃げずに、向き合う。
安くん、あなたの優しさはいつもどこか他方に向けられているものだけど、自分に向けることも忘れないでほしいです。あなたが手を取ってくれることは心強いけど、まずは休むこと、頼ること、忘れないでほしいです。私はあなたのファンで良かったです。誇りをもって言えます。生きててくれてありがとう。私も安くんに恥じないファンでいます。
生きててくれて、笑っていてくれて、ありがとう。
袂を別つ。
岡本圭人くんの留学宣言。正直なところ、脱退してしまうのかと思っていたけれど、意外な展開。
失礼なことに興味のそれほどないHey!Say!JUMPだったが、やっぱりそういった噂を耳にして頭によぎるのは、幾分もせずにグループを去るすばるくんのこと。ツイッターでは少々荒れ気味な両ファン。
命題:自分を追い求めて留学する両者、グループに戻ること戻らないこと、誰がどちらを善、悪と言えるだろうか。
比較される2人。戻ってくる岡本くん、もう戻らないすばるくん。ずっと一緒に夢を見てきた仲間の元へ、数年かかろうが戻ると決めた岡本くん。ずっと一緒に夢を見てきた仲間にこれからを託して、「袂を別つ」すなわち戻らないと決めたすばるくん。
どっちが良いか悪いかなんて、彼らにとってはそれが正解だった。俺はこれからの人生を音楽で全うしたい、俺は1から自分を見つめなおして成長してグループに帰りたい、どちらだって安易にできる決断ではないし、いずれにせよグループ自身が負うものは大きい。2人の決心はそれぞれに尊重すべきもの。だから、他グループとのスキャンダルと平行に並べるものじゃないし、同じ境遇として並べるものでもない。
これを両者の英断、と前置きした上で私の本音を言わせて下さい。正直、ああ、岡本くんは戻ってくるのね、と思ってしまった。ふがいない、エイターでごめんなさい。すばるくん。あなたがつけてくれた名前を、いつまでかはわからないけれど背負いたいと思うのに、まっすぐ受け入れられない。もう2ヶ月たった。私はまだどこかで、あなたの帰りを待ってしまっている。6人の関ジャニ∞を、完全体と見なせていない。信じて、いられない。
とりあえず、比較してどうこう、すばるくんをどうこう言うファンは論外であるとして、放っておいてください。エイター、特にすばるくんを愛する人たちの傷をえぐらないで。わかってるんだよ、彼はもうすぐいなくなって、もう戻らない、でも彼は、彼の人生を全く違う場所で切に歩むこと。応援したい、でも一筋縄でいかない、何かの折に不在を実感してしまう。いつ何があるかわからない。でもこれが、関ジャニ∞にせよ、JUMPにせよ、グループが背負うべきものとして背負わされた試練なら、成長の一途としてファンは見守るべきなのかもしれない……。(もちろん離れるもよし。私は実際しばらくは関ジャニ∞の番組見なかったし、あれ以降は未だにジャムのDVD見れてないし、ベストアルバムも買ってないし。ライブも行けません。)
つまり、先述の命題については、善悪なんてクソ喰らえ。本人が決めたなら、成長のチャンスなら、ぜんぶ正解。という、あくまで希望論。これを私の答えにしたいと思う。がんばれ、岡本くん。すばるくん。
袂を別つ。ヒナちゃんが会見で言った言葉。美しい日本語。彼らは泥だらけで頑張ってきたかもしれないけど、あの別れは今思うと、美しい、のかもしれない。