青色の世界。

好きをひとつひとつ残して。

渋谷すばるさんへ。(追記あり)

私は昨日、人生で初めて手が震えました。バイト終わり、迎えを呼ぼうと母に電話をかけようとした矢先、「すばるくんの脱退の話ホントだった!」と。涙をこらえながら震える手を隠しながら、先輩方と談笑しました。車に乗り込んだ瞬間、堰を切ったように涙が溢れました。「なんで……なんで!」って。

 

何から書けばいいかわからない。思うことのみを書きます。あくまで私のせめてもの消化活動です。ご了承ください。

 

すばるくんは本当に音楽の天才で天性なんだと思う。関ジャニ∞のメンバーは皆それを認めていたし、尊敬していたし、愛してる。だけどなんという皮肉だろう。その音楽の才能をもって、彼は羽ばたいてしまう。応援したいよ、応援したいよ、だけどねすばるくん、私は理解できないんだまだ。大倉くんが言ったことは私の全てなんです。

自分勝手な判断をしたすばるくんを嫌いになれなかった。

私だってそう。「なんで今なのよ!」と言ってはみても、私はすばるくんの声も作る曲も笑顔もトークもぜんぶぜんぶ好きで、手放せない。大倉くんの立場で見ても「自分勝手な判断」だったかもしれない。だけど嫌いになれないその人の決断、英断を、止める術は……最後の最後はなかったのかもしれない。誰も止めることはきっとできなかった。

 

どれだけ泣いても泣いても涙は枯れないもので。11時半過ぎに布団に入っても涙、案外すっきり目覚めた寝不足の朝5時過ぎに涙、WSで涙、通学中、自転車に乗りながら涙、授業中ふとぼーっとして涙、帰り道自転車に乗りながら涙。私のここ2日はずーーーーっと涙。恥ずかしいよね、笑っちゃうよね、笑ってください、すばるくん。あなたの決断を清々しく見送る気持ちになれない私をどうか笑って。昨日ふて寝して起きたら夢ってことはないかな、と、今日の朝目覚めたら夢ってことはないかな、と、思ったけれど。新聞のテレビ欄に並ぶ文字、どこのチャンネルでも取り上げられる会見の様子、全てリアルでした。1週間前、ううん、3日前、何も考えていなかった未来。まだ関ジャニ∞の音楽を聴けそうにありません。関ジャムだって見たらまた泣いてしまう。だけど……何かひとつでも受け止めたくて、会見の映像及び全文を辿ることは決めました。近いうちに。ここから、すばるくんに手紙を送る気持ちで書きます。

 

すばるくんへ。

私はどんなすばるくんも好きです。皮肉にも、それを確信したのは泣きながら会見の一部映像を見た後でした。2週間ほど前、時間に余裕のあった私はジャムコンの映像を見ました。私が初めて参加した関ジャニ∞のライブ。大好きな大好きなライブです。そこで見たすばるくんは、何というか、的外れだったら申し訳ないのですが、清々しいほどアイドルを全うしているように見えました。それが真似事だったとしても、すばるくんはアイドルでした。あなたの歌声を誰より愛してきたメンバー。亮ちゃんはすばるくんのソロデビューを社長に直談判したそうですね。私はすばるくんを誇りに思う関ジャニ∞が大好きでした。すばるくんがフロントに、中央にいる関ジャニ∞が、少なくともエイターとしてのこの2年間、当たり前でした。当たり前で大好きでした。

私が大好きなエピソードがあります。去年1月、A studioに出演した横山さん。お決まりの取材メンバーはすばるくんでした。鶴瓶師匠と談笑する数枚の写真に何とも言えない愛が溢れ出ているな〜と思っていました。数日後、Webで横山さんが明かした裏話が忘れられなくて。取材に応じたすばるくんに電話したという横山さん。

『「出てくれてありがとう」と電話した。そしたらすばる、めちゃめちゃ泣いてもうた。』

この一文に2人の20数年をほんの少しだけ感じられました。ああ、なんて理想的な彼らだろうと。この先ジジイと呼ばれる歳になっても、7人は大好きな音楽を奏でながらバカ騒ぎしていくものだと思いました。

すばるくんが決めた海外での音楽活動、勉強。36歳での決断。甘えられない環境でのスタート。私は17歳で、すばるくんの人生の半分ほどしか生きていなくて、まだまだ子供すぎて、受け止めるにはしばらく時間がかかりそうです。すばるくんは残りの人生半分だと言い切ったのに。どこのどんな男よりかっこいいのに。笑顔で、晴れやかに「行ってらっしゃい!」と、まだ言えない私を許してください。もう少しだけ、あなたの音楽の才能と天性を憎ませてください。必ず立ち直ります。必ず渋谷すばる関ジャニ∞6人を愛します。今は、泣かせてください。

7月が関ジャニ∞として、2018年がジャニーズとして最後ですね。ひと足早く言わせてください。

渋谷すばる、愛してます。ありがとうございました。

2018.4.16. 21:13

 

追記⑴

朝が来た。こんなに晴れを鬱陶しく思ったことはない。また5時過ぎに目覚めて携帯を開いて、すばるくんのことが夢ではないかと確認する。ほぼ事務作業のように。事実は変わらないしどれだけ漁っても漁っても、出てくるのはこんな時まで痛切なほど、残酷なほど仲の良い関ジャニ∞。色んな方に労われるすばるくん。それだけ。止まって泣いているのは私だけな気がして孤独だ。彼は、彼らは前に進もうとしている、ううん、もう進んでいるのに私は進めない。いつまでも4月15日に気持ちが置きっぱなしな気がする。情けないなぁ、門出の日、なのに。でも関ジャニ∞のすばるくんは7月14日で終わってしまうんだ。そんな受け止め方しかまだできない。

2018.4.17 9:44